2010年05月18日

猫が凶暴化してしまった場合の対処法・しつけ方

“天才!志村どうぶつ園” で 時々出てくる、動物と話ができる女性 ハイジさんのお話です。

飼っている猫が凶暴になり、飼い主も触ることができない。
困り果てた飼い主さんが、番組に相談されたそうです。

ハイジが猫のいる部屋へ行った時も、猫はかなり怒っていました。
しかし、ハイジが近くへ行き、猫を見つめて、ゆっくりと瞬きすると、猫はおとなしくなりました。

ゆっくりと瞬きすることは、猫にとっては キスをするようなもので、猫は落ち着くのだそうです。

猫はなぜ凶暴になってしまったのか。
ハイジによると、大好きだった娘さんに捨てられてしまったと思ったからだそうです。
実際は、娘さんは、大学へ通うために下宿を始め、家を出たのでした。

娘さんも、ハイジと同じように ゆっくりと瞬きし、猫にやさしく話しかけました。
すると、猫は お腹を見せ、すり寄り、凶暴さはなくなりました。

この時、猫に対して 怖いという気持ちを持っていてはいけません。
怖いという気持ちがあれば、動物は心を開いてくれないそうです。

かわいがっていた猫が凶暴になってしまい、触ることもできなくなってしまったら、すごく悲しいですよね。
私も、実家に かわいがっていた猫を残してきています。
帰った時は、「やさしく話しかけたり、撫でたりしてあげなければ」と思いました。


ヒトと愛猫の生活情報誌「ねこのきもち」






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ネコ

ネコ(猫、学名:Felis silvestris catus)は、世界中で広く飼われているネコ目(食肉目)の小型動物である。ネコの起源は、ネズミを捕獲させる目的で飼われ始めた(狭義の)ヤマネコ(Felis silvestris)の家畜化であり、分類学上はヤマネコの1亜種とされる[1]。人によくなつくため、多くが愛玩用のペットとして飼育されている。本項ではこれについて解説する。

一方、広義の「ネコ」は、ネコ類(ネコ科動物)の一部、あるいはその全ての獣を指す包括的名称を指す。しばしば、家畜種の「イエネコ」に加えて広義のヤマネコ類を含む。特に学術用語としては、英語の「cat」と同様、トラやライオンなどといった大型種を含む全てのネコ科動物を指すことがある。

日本では語呂合わせからら2月22日が猫の日とされる。

起源 [編集]
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イエネコの原種とされるリビアヤマネコ
家畜化以前の特徴を維持している。
南アフリカ共和国ハウテン州、ヨハネスブルグ動物園。イエネコは、形態学的分析を主とする伝統的な生物学的知見によって、以前からリビアヤマネコ(Felis silvestris lybica)が原種とされてきた。 また、20世紀後半から発展した分子系統学等による新たな知見も、従来説を裏付ける形となった。 米英独等の国際チームによる2007年6月29日の『サイエンス』誌(電子版)への発表では、世界のイエネコ計979匹をサンプルとしたミトコンドリアDNAの解析結果により、イエネコの祖先は約13万1,000年前(更新世末期〈アレレード期[en]〉)に中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコであることが判明した[2]。

愛玩用家畜として同じく一般的なイヌ(Canis lupus familiaris)に比して、ネコは飼育開始の時期が遅いが、これは家畜化の経緯の相違による。イヌは狩猟採集民に猟犬や番犬として必要とされ、早くから人の社会に組み込まれたが、ネコは、農耕の開始に伴い鼠害(ネズミの害)が深刻にならない限り有用性が無く、むしろ狩猟者としては競合相手ですらあった。その競合的捕食動物が人のパートナーとなり得たのは、穀物という「一定期間の保管を要する食害を受けやすい財産」を人類が保有するようになり、財産の番人としてのネコの役割が登場したことによる。また、伝染病を媒介する鼠を駆除することは、結果的に疫病の予防にもなった。さらに、記録媒体として紙など食害されやすい材料が現れると、これを守ることも期待された。日本へは、穀物倉庫の番人として渡来したと考えられている。

農耕が開始され集落が出現した時期、中東周辺で、山野でネズミやノウサギを追っていたネコがネズミが数多く集まる穀物の貯蔵場所に現れ、中には棲みつくものもいたのが始まりと考えられている(リビアヤマネコの生息地と農耕文化圏が重なった地域で、複数回起こっていたと考えられる。「#人間との歴史」)。 穀物には手を出さず、それを食害する害獣のみを捕食することから、双方の利益が一致。穀物を守るネコは益獣として大切にされるようになり、やがて家畜化に繋がった。

初めて人に飼われたネコから現在のイエネコに直接血統が連続しているかは不明確。最古の飼育例は、キプロス島の約9,500年前の遺跡から見出される。 また、今日のイエネコの直接的・系統的起源は明らかではないが、紀元前3000年ごろの古代エジプトで固定化されたものと言われている。

身体的特徴 [編集]
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概要 [編集]

ネコ(オス)の体の構造
■赤=主に呼吸器系 ■緑=主に消化器系 ■金色=神経系とその他体の大きさは現生するネコ科の他のほとんどの動物に比べて小さく、体重は2.5 - 7.5kgの範囲に収まるものが多いものの、大型のものでは、体長(頭胴長)75cm(比較資料:「長さの比較」)、尾長40cm、肩高35cmに達する。

樹上生の傾向が強く、また、待ち伏せ型捕食者の典型であるネコの特性は、様々な身体的特徴として見ることができる。非常に優れた平衡感覚に、柔軟性と瞬発力のきわめて高い体の構造、鋭い鉤爪(かぎづめ)や牙などであり、足音が非常に小さく、体臭が少ないことも挙げられる。 また、爪を自由に出し入れできることはその鋭さを常に保持できることを意味し、ほとんどのネコ科動物に共通する特徴である。長く追うことで疲弊させる、あるいは、組織的な罠によって追い詰める追跡型捕食者であるイヌ科動物とは対照的である。

吻部(眼窩下部から口先もしくは鼻先までの部位)が突出していない丸い頭部を持ち、正対視するのに有利な前面に眼窩(がんか)が開いている。このことはネコとヒトに共通の身体的特徴で、眼による感情表現が豊かであることも意味し、これがヒトがネコに対して抱く親近感の理由ではないかとも考えられている。

他のネコ科動物にも見られる「ゴロゴロ(purr)」と喉(のど)を振動させる音のメカニズムには複数の説があり、はっきりとしていない。この音は、親子間のコミュニケーションにも用いられる。(後述「#喉鳴らし」)

体の柔軟性 [編集]
ネコの体は非常に柔軟性がある。頭の周り以外は体のほぼすべての場所を自分で舐めることができる。関節が緩やかで、筋肉や靭帯も柔らかいためである。特に肩の関節は可動性が高く、鎖骨は小さく退化しており、代わりに筋肉でつながっている。高い所から着地した場合の衝撃を吸収することに役立っている。

瞬発力 [編集]
瞬発力が高く、跳躍力にも長けている。跳躍力は、おおむね体高の5倍程度(約1.5m程度)の所に飛び上がることができる。持久力には欠けており、長時間追いかけるような狩りは行わない。走るスピードはおおよそ時速70km程度と言われ、瞬間的に最高速に達する代わりに長くは続かない。

運動能力 [編集]
待ち伏せ型の肉食獣であるネコは俊敏な運動能力をもっている。やって来た獲物をひと息に捕らえる瞬発力を持つ。

にもかかわらず猫が自動車に轢かれることは多いが、それは運動能力の問題ではなく、想像を超える大きさの物体(自動車)に突然遭遇してしまったとき、判断力を失ってその場で体の動きを止めてしまうからであるとされる(異説あり、「#眼」を参照のこと)。

ネコを逆さにして高い所から落としても、着地まである程度の距離さえあれば、上手に体をひねり、足から降り立つことができる。 平衡感覚をつかさどる三半規管の能力とは別に、ネコには小脳の視覚による優れた水平線検出能力が備わっており、これによって、どんなに振り回されて三半規管が失調した状態でも、空中で正しく上下を判断することができる。 むろん動物愛護の観点からも、むやみにネコを投げ上げるなどして能力を試すようなことはすべきでない。

被毛 [編集]
被毛は品種により、さまざまな毛色や毛質のパターンを持つ。同品種でも多様な色彩や模様を持つ珍しい動物である。毛色や毛質の決定には遺伝子の働きに因るところが大きいことが分かっているが、遺伝子がどのように活性化、不活性化するかなど、不明な点も多い。毛色は子宮内の状態にも影響を受けるとも言われる。例えば、世界初のクローンネコ「CC」の毛色は、遺伝子が全く同じにもかかわらず、クローン親のものと異なっていることが知られている。

毛色を司る遺伝子は、すでにいくつか解明されており、色を薄めるダイリュート遺伝子や、被毛に縞模様を描くタビー遺伝子などの存在が知られている。品種によっては、突然変異体の遺伝子や、伴性遺伝子の存在もあることから、生まれてくる子猫の毛色・毛質等をおおよそ判定することは可能であるが、不明な部分も多い。

以下に、現在解明されている主要な遺伝子を例示する。

優性
遺伝子 役割 対立(劣性)
遺伝子 役割
A アグーティ(縞模様) a ノン・アグーティ(単色)
B 黒 b 茶色(チョコレート)
bl 薄茶(シナモン)
C 単色(濃淡なし) cb セピア(バーミーズ)
cs ポインテッド(シャム模様)
D 濃暗色 d 淡明色(ダイリュート)
I 抑圧(銀化) i 基底に及ぶ色素沈着
L 短毛 l 長毛
O オレンジ(または伴性遺伝の赤) o 黒味を帯びた非赤色
S 白の斑 s ソリッドカラー(体全体)
T 縞(マッカレルタビー) ta アビシニアン(ティックドタビー)
tb ブロッチド(クラシックタビー)
W 体全体が白 w 白以外

これらの遺伝子の組み合わせによって、複雑な模様を形作る。これら以外にも毛色を決定する遺伝子もあり、解明されていない遺伝子も多数存在する。

O遺伝子および対立遺伝子o遺伝子はX染色体上にあることが分かっており、このため両方の遺伝子を持つネコは通常メスであり、オスでは染色体異常(X染色体過剰、ヒトでいうクラインフェルター症候群相当)またはモザイク染色体のネコだけである。両方の遺伝子を持つネコはトーティシェル(いわゆる錆猫〈さびねこ〉)あるいはトーティ・アンド・ホワイト(いわゆる三毛猫)と呼ばれるが、これらのネコにオスネコが珍しいのは、染色体異常のネコが珍しいためである。

ノン・アグーティ遺伝子はタビー遺伝子よりも上位であるため、ノン・アグーティを2つ(aa)持つネコ(黒猫など)には通常、縞模様は見られない。タビー遺伝子を持つネコには、子猫のときなどにうっすらと縞模様が現れることがあり、ゴースト・マーキングと言われる。


全身が白尽くめの白猫は通常において『白色遺伝子』の持ち主である。[文献1 1]cs遺伝子(サイアミーズ)は独特の遺伝子で、本来は色素の出現を抑える役割を持つが、温度が低いとその働きが抑制される。そのため、これを持つネコは温度の低い体の末端部(鼻、耳、足先など)のみに色素が出現し、シャムネコのようなポイント模様が現れる。温度が低い環境でも色素が出現し、色が濃くなる。

白毛を発現させる遺伝子のうちの『白色遺伝子』は全ての色に対して優性であるため、これを持つネコは他の遺伝子にかかわらず、白猫になる[文献2 1]。

眼 [編集]
顔の大きさの割に、かなり大きな眼を持っている。他の動物における子供の眼の大きさの比率に近く、これがネコを「可愛い」と思わせる一因にもなっている。視覚については、特に対象の動きを捉えることを得意とする。8m位の距離ならば人間の顔を識別することが可能である。[文献2 2] 20m以内のものであれば、じっと見ることによって距離感をかなり正確に測ることができる。

ネコの眼。顔の大きさの割に大きい。瞳孔は、人間と違い、縦に細長くなっている。瞬時に瞳孔の大きさを変えることに有利と見られている。野生状態で草むらのような縦長の視界で視覚を働かせるのに有利ともされる。瞳孔は調整の範囲が広く、明るい所では細長く、暗い所では目一杯開いて光の入る量を多くする。暗い所での視力は良い。時計が一般的でなかった時代、猫の眼の瞳孔の広さは時間帯によって変わるため、忍者が概略の現在時刻を知るのに活用したともいわれている。時間が真昼に近づけば近づくほど瞳孔の広さは狭くなり、逆に真夜中に近づくほど広くなる。

他の多くの夜行性動物と同様、ネコの眼には輝板(タペタム)と呼ばれる層が網膜の下に備わっている。この層が光を反射するため、入射光と反射光の両方の光が網膜を通過することになり、わずかな光でも物を見ることができる。この反射光のため、暗所で観察者側から照明を当てたとき眼が光って見えることがある。この現象はシカなどの野生動物でも同様であり、ライトで照らして光って見えた眼の数で個体数を割り出す「ライトセンサス」にも利用されている。なお、「ネコの眼が光を増幅する原理は暗視鏡(ナイトビジョン)に活用されている」と言われることがあるが、実際の暗視装置ではマイクロチャンネルプレートで電気的に増幅している。色については、光の三原色のうち青と緑と赤の全てを一応は認識できるが、赤の場合薄いピンク色にしか認識出来ない。基本的にはモノトーンの視界である[文献2 1]。 ネコが自動車に轢かれる事故が夜間に多いのは、車のライトを見てしまってショックで動きが止まるせいとも言われている(異説→「#運動能力」)。夜でもよく見えるネコの眼は非常に敏感で、ライトなどの強烈な光に弱く、真っ暗闇で突然フラッシュ撮影をしたりすると失明の危険がある。

眼の色 [編集]

オッドアイ。この個体では、左眼が暗色、右眼が青になっている。虹彩が大きな割合を占めており、人間でいう「白目」(球結膜)は通常見られない。ネコの眼の色、といった場合、虹彩の色を指す。眼の色は、色の濃淡などの違いがあるものの、おおむね以下の4種類に分けられる。

カッパー(銅) - cf. 色名としては、en:Copper (color)。
ヘーゼル(薄茶) - cf. 色としては、榛色に近い。


青い眼は白猫とシャム系のネコ(ポイントのあるネコ)に多く、白猫の場合は高い割合で聴覚障害を持っている。白猫の場合はオッドアイと言われる、左右の眼の色が違う場合も多い。この場合、青い眼の側の耳に聴覚障害を抱えることがある。一方が黄色で、もう一方が黄味の無い淡銀灰色/あるいは淡青色というオッドアイは、日本では『金目銀目(きんめぎんめ)』と呼ばれ、縁起が良いものとして珍重されてきた[文献1 2]。シャム系のネコの場合、立体視力に問題がある場合があるが、品種改良の結果、このようなネコは多くない。

これらの眼の色の違いは、虹彩におけるメラニン色素の量で決まり、色素が多い順にカッパー、ヘーゼル、緑、青となる。人間など他の哺乳類の眼でも同様である。色素の量の違いは、元々生息していた地域の日光量の違いに由来すると言われる(日光量が多い地域では色素が多くなる)が、交雑の結果、現在では地域による違いはほとんど無くなっている。シャムネコの青い眼は北アジア由来と言われ、熱帯のタイ原産のシャムネコであるが、先祖の眼の色に由来するという。

生まれて間もない子猫の場合、虹彩に色素が沈着していない場合が多く、青目に見えることが多い。これを「キトゥン・ブルー」(Kitten Blue、「子猫の青」の意)と言う。生後7週間くらいから虹彩に色素がつき始め、徐々に本来の眼の色になっていく。

ネコの鼻 鼻 [編集]
鼻は、他の動物に比べてそれほど優れているわけでもないが、ヒトと比べれば数万から数十万倍と言われる嗅覚を持つ。体のバランスに比べて小さくできているが、鼻腔内部は凸凹に富み、大きな表面積を生み出しているため、小さな鼻の外観だけからは予想できない優れた嗅覚がある。 また、ネコの鼻は個体によって異なる紋様を持っている。これは「鼻紋」と呼ばれ、人でいうところの指紋と同じものであり、個体の識別の際に用いられる。

鼻の使い方 [編集]
イヌと違って嗅覚を狩りに利用することはほとんどない。イヌとネコの狩りの仕方の違いによる。ネコは、嗅覚を「これは食べられるものかどうか」ということと、縄張りの確認に主に使うと言われる。ネコは頬腺などから出る分泌物や尿などによって自分の臭いを付け、そこを縄張りとする。そのほかにも、仲間同士のコミュニケーションのために臭い付けをし、飼い主やほかのネコに対して行われる。例えば、ネコが飼い主の足に顔をすり寄せるのは、頬腺などから出る分泌物を付け、「自分の物」というマーキングをしているわけである。

フレーメン反応 [編集]
フェロモンを感じる器官が口内の上顎にあり、ヤコブソン器官(鋤鼻〈じょび〉器官)と言う。フェロモンを感じると口を半開きにし、目を半分閉じて笑っているような表情をする。これをフレーメン反応といい、フェロモンを分析している行動である。これにより、主に相手のネコがどういう状態にあるかを分析する。

マタタビの果実やイヌハッカの匂いを嗅ぐと、ネコは恍惚として身悶えるような反応を示す。これは匂いに含まれるマタタビラクトンやネペタラクトンなどの物質にヤコブソン器官が反応し、ネコに陶酔感をもたらすためと言われている。これは、ネコ科全般の動物に起こる反応である。

耳 [編集]
ネコの五感で最も優れているのは聴覚である。可聴周波数は60Hz - 65kHzとされ(10MHzという説もある)、イヌの40Hz - 47kHz、ヒトの20Hz - 20kHz に比べて高音域に強い。これはネズミなどが発する高音に反応するよう適応したためと言われている。耳は片方ずつ別々に動かすことができ、異なる方向の音を聞き分けることができる。そのため、指向性が強く、音源の場所をかなり正確に特定することができる。音の聞き分けの能力も高く、例えば飼い主が帰ってきた足音を判別することは簡単にできる。これらの能力は、夜間に待ち伏せ型の狩りをするのに適応し発達したものと言われる。

舌 [編集]

舌舌は薄く締まっており、表の面には多数の鉤状突起があってザラザラしているが、これは骨に付いた肉をしゃぶりとるのに適応したものである。この突起は毛繕いや水を飲む際に役立つ。この特質と形状を模してパソコンのポインティング・スティックには猫の舌状のものが製品化されている。

熱い食べ物が苦手な人を「猫舌」と俗称するが、ネコのみが特に熱いものを嫌うというわけではない。野生動物は全般的に加熱調理した食物を食べることがほとんど無いので、熱いものに慣れていないためである。山火事などの後に屍肉を漁るくらいしか、熱を持った食物を口にする機会は無い。

家の中や自分の縄張りなどでリラックスしているネコは、しばしば舌をしまい忘れることがある。舌を指で触れるとネコはしまい忘れていることに気づくが、たいていの場合はからからに乾いているので、思うようにしまうことができない。そのような場合には水を与えてやるとよい。

ネコ科の動物に共通する特徴であるが、味蕾が他の哺乳類とは異なっており、甘味を認識することができない。その一方でアミノ酸に対する反応は強く、特に苦味を認識する味蕾は多くある。これはアミノ酸が腐敗したときの苦味を強く感じることによって、腐肉を食べることを避ける役割を担っていると考えられている。ネコの食物に対する嗜好は、これらの味蕾の構成の違いが要因の一つと考えられている。

ひげ(洞毛)
襟首は痛みが伝わりにくくなっている。

ひげ [編集]
哺乳類のひげを専門用語では「洞毛」と言う。ネコのひげ(洞毛)は毛根部分に感覚神経や血管が密に分布しており、非常に鋭敏で、先端に何かが少し触れても感じ取れる。口の周りだけでなく、眼の上、顔の横にもあり、それらの先端を結ぶと顔を一周する大きな円になり、これで狭い通路を通り抜け得るか否かを判断できるので、獲物の追跡、敵からの逃走に重要な役割を果たす(ただし、一部に否定説あり)。顔以外では、前肢の関節付近の裏側にも生えている。前肢のひげ(洞毛)は、足元を見ずに障害物を越えるために役立っている、と考えられている。[要出典]長さは若いほど長く、歳をとったものほど短い。ひげは生え変わるが、無理矢理抜くと酷い場合はストレスで死んでしまうこともある。

襟首 [編集]
襟首(えりくび)と呼ばれる頸(首)の後ろの皮膜は痛点が鈍化しており、親猫が子猫を運ぶときここをくわえる。この特徴は成猫になっても残るため、成猫でもヒトがここをつかんで持ち上げることができる。持ち上げなくとも襟頸を掴むだけでおとなしくなる傾向があるため、気性の荒い猫や野良猫を扱う際に有効である。

母猫が子猫の襟首をくわえて持ち運ぶことがあるが、これはくわえても子猫に悪影響のない場所を母猫は本能的に知っているからできることであり、人間はその場所を知らないため、むやみに襟首を掴んで持ち上げると猫の頸を絞めてしまうことになりかねない。また、筋肉に悪い影響を与えるという説もあるので、襟首だけ掴んで成猫を持ち上げることは避けるほうがよい。

尾 [編集]
尾はおおむねその胴体ほどの長さであるが、ジャパニーズボブテイルやクリルアイランドボブテイルのように極端に短いものや、マンクスのように尾が無い個体もある。尾の役割は、感情を表すほか、走行時や跳躍・着地の際に体のバランスを取る役割がある。イエネコについては尾が無くても行動にほとんど支障は無いと考えられている。

従来の日本産のネコは、世界に現存するほとんどのネコに比べ、ジャパニーズボブテイルのように尾は半分以下も無いことが普通であったが、戦後(太平洋戦争終了後)以来日本在来のネコに海外のネコの血統が混入し続けた結果、一部地域を除くほとんどの場所で尾の長い個体が大半を占めるようになっている。

長崎県を中心とした九州地方全域において、その尾が極端に曲がった個体の存在が報告されている。[3] 尾骨が極端に湾曲した個体は東南アジアの個体に顕著にみられる特徴であり、長崎県を中心とした尾曲がりネコは明治以前の出島交易時に東南アジアの個体が長崎に持ち込まれ混血した結果であると見られている。[4]

脊髄と直結しているため、非常に痛覚が強い。切断されると四肢を切断されるよりも痛がるほどである。よって、尾を持って引っ張ったりすると温厚な個体でも抵抗する。また猫の尻尾を強引に引っ張ると内臓に障害をおこしたり脊髄に損傷をおこし下肢(後ろ足等)に障害が発生することもある。

尾による感情の表現 [編集]
尾によって表す感情は以下のようなものである。

立てている
比較的機嫌の良いとき。歩くときは立てていることが多い。個体によっては立てながらくねくねと動かしている場合もある。
横に振っている
不快なとき。イヌから類推して「喜んでいる」とするのは誤解である。飼い主に呼ばれると数回振って応えることもある。また、狩りや遊びなどで興奮しているときも横に振ることがある。
後肢の間に巻き込んでいる
おびえているとき。通常、耳を後ろに伏せていることを伴う。
大きく膨らませている
威嚇しているとき、または、驚いたとき。威嚇しているときは全身の毛を逆立てることを伴う。
他のネコや、人間に巻きつける
相手に親愛の情を持っている。

多指症により7本の指がある後肢 指 [編集]
ネコの指の数は、通常前肢が5本、後肢が4本であるが、多指症という奇形が頻繁に見られ、後肢に5本、あるいは前肢に6本というようなネコも少なくない。前肢、後肢に各7本、合計28本の指を持つネコがギネスブックに記載されている。

肛門嚢 [編集]
不意打ちを食らうと、肛門嚢から臭いにおいを発することがある。

鳴き声 [編集]
日本ではネコの鳴き声は「ニャー」、「ミャー」などの擬音語を用いるのが一般的。アメリカでは「meow」、イギリスでは「miaow」、ドイツでは「miau」、フランスでは「miaou」、中国では「miāo(喵、wikt:en:喵)」と表す。

「ニャー」とは異なるものとしては、以下のようなものがある。

警戒時の唸り声。「フーッ」「ハーッ」「シャーッ」など。
発情期における、赤ちゃんのような独特の声。「オアーン」「オギャー」「アーウ」など。
鳥が目の前に来たとき、CDや鏡等の反射光に反応したとき、思うように獲物を捕れないなどストレスを感じたときに発する、「クラッキング」と呼ばれる声。まだ十分に解明されていない。「クケケケケ」「カカカカカ」など。
カモメの鳴き声はしばしばネコのそれに例えられ、英語では「mew」というネコの鳴き声を表す単語は「カモメ」という意味も持つ。日本語でもカモメの一種にウミネコ(海猫)と名付けられた鳥がいる。

ネコの鳴き声(ヘルプ・ファイル)

喉鳴らし [編集]
ネコを含むネコ科動物は喉をゴロゴロと鳴らすことで知られている(ライオンやトラもである)。一般的には飼い主や懐いた人に愛撫されるなどリラックスしている時にこの反応が見られるが、体調が悪い時や出産時(陣痛中)、死ぬ直前にも喉を鳴らすと言う。これらの行動の意味は未だにはっきり解明されていないが、普段から低周波の音を発生させることで骨格を丈夫にする、苦しいときに痛みを緩和し呼吸を楽にしている、などの説が存在する[5]。


参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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posted by ミルメメ at 14:39 | Comment(0) | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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